関西では『付き出し』『付け出し』関東では『お通し』と言われる事が多い、主に居酒屋などで入店した際に有無を言わさず出てくる一品料理ですが、始めの頃はびっくりしませんでしたか？
まだお酒も覚えたての頃に入った居酒屋で当たり前のように出てくる付き出し。勝手に出てくるもんだから当然タダだろうと思っていたら、きっちりお金を取られるというシステム。
全然納得いかないシステムですね。
言葉の違いなどの統計が下記サイトで見れますので、気になった方はどうぞ。
初めの注文が出てくる前の間を感じさせない為に、その日の仕入れでお勧めできる料理を少しだけお客様に出したのが始まりだと言われていて（つまりは店の顔）、それを何十年か前の不景気の時代に主に居酒屋が真似をしてやり始めたのが広まって、今ではどこの店でも当たり前のように出すようになってしまった様ですね。
付き出しは断っても良い。
これはご存じの方も多いと思いますが、『付き出し』は勝手に店側が押し付けるようなサービスなので、基本的にはどこの店でも断ることが出来ます。
注意点は、入店時、もしくは付き出しが出された時に拒否する意思を告げる事です。その時に言わなければ、受け入れた事と見なされる様です（それもおかしな話ですが）。
あとは、飲み放題などの割引プランは付き出し込みのサービスとなっている場合が多いです。これも始めにちゃんと説明を聞いた方が無難です。
大体は300円ほどの値段を取る店が多いですね。確かにいい大人が300円くらいを断るのも恥ずかしいかも知れませんが、その300円で他に食べたい一品が食べられる事を考えると、断れる時は断るべきですね。
僕は飲食店勤めなので、その店がどんな付き出しを出すのか興味があるので頂きますが、今日日（きょうび）ほとんどのお店の付き出しは適当で、ただ単に客単価を上げたい為だけに出している感じしかしないです。枝豆が出てきたらまだいい方です。何のための付き出しなのか説明して差し上げたいくらいです。
もちろんちゃんと手の込んだ付き出しを出すお店も有ります。
必ずしもそうでは有りません。下記リンク記事の様な店も中には有ります。
クックドット
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最近は逆に付き出しを出さない店もチラホラ見かける様になりました。
勇気ある行いだと思います。全然満足して頂けないしょーも無い付き出しを出してお客様に第一印象最悪と思われることに比べたら遥かに価値のある選択です。
しかしそれは残念な選択でも有ります。価値があると言ったのは、しょーも無い付き出しを出す店よりは良いという話ですので、やはり、初めに店の顔である『付き出し』でお店の事を知って貰って、その後に安心して料理を召し上がって頂くというのが理想だと思います。
恋愛感情で考えると分かり易いでしょう？誰だって第一印象は顔から入るんですからねぇ。そこが必ずキレイで有れという訳では無いです。清潔感の感じられる見た目や笑顔の多さなどは好印象ですよね。付き出しも見た目だけではなく、味や匂い、使用する器や盛り付け全てが店の顔というプライドを持ってやって頂きたいもんですね。
少し脱線しますが、こんなことをされたらもうすでに何屋さんなのか分からなくなりますね。しかし現実に大阪梅田のある焼肉屋では付き出しに加えて席料も取っていました。もちろん入店時に何の説明も無く。
まだ何も注文をしていない初めの時点で、すでに1000円近くお金がかかっている訳です。意味が分かりませんね。最近ではファミレスでも、22時以降は深夜料として何パーセントか請求する店も出て来ました。まだ深夜料は遅くまで営業してくれているので多少は理解できますが、焼肉屋なのに付き出し出して、席料まで取るなんてぼったくりと言われても反論できないと思います。
何故こうなってしまうのか？
特に都市部のお店ではこうせざるを得ない場合があるという事をお話します。ほぼほぼの原因は海外からの旅行客のせいでは無いかなと思います。特にマナーの悪い人が多いお隣のデカい国の方々は、5，6人で来店して１人しか注文しないという事を平気で出来るお国柄です。
僕も高校生くらいの頃はファーストフード店で、友達の付き添いで入って何も食べずに過ごした記憶が有りますが、いい大人になってよその国まで来て平気な顔して出来るんですから、ある意味凄いですね。その国をディスる記事はまた後日書きたいと思います。
つまり、広い席を取られる割に一人分の儲けしか無いのは店にとっては損でしかありませんので、
付き出しに加えて席料などを取るようになってしまったと考えられます。
残念ながらそういう人たちのおかげで主に関西の経済は潤っていた訳でもありますが、きちんとマナーを守って飲食している日本人が損をするようなシステムはおかしいと思いますけどね。
皆さんはどう思われますか？
ここまでご覧頂き、有難うございます！！
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