シェフは何故『お客様の残飯を食べるのか?』
僕が飲食業に入りたての頃に聞いたお話です。
ある有名レストランの料理長(シェフ)は、いつも営業後に裏口で捨てられている『お客様の残飯』を食べていました。
ある時、店のスタッフはシェフに尋ねました。
「何故、シェフの様な方が残飯を食べるのですか?」
シェフはこう答えました。
「その日の食べ残しから、お客様が料理を残した理由を見つけ出し、次の料理に活かす為。」だと。
『料理を残されている』=『満足して頂けていない』
という受け取り方ですね。このお話は欧米かどこか海外のお話だったと思いますが、日本ではあまり不満に感じても意見を言って頂けないお客様が多いですので、この考え方は特に気を付けて実践した方が良いかもですね。
ですが、あまり衛生的ではありませんし、気分的に良い物でもありませんので、どのように考えるかは人それぞれの判断に寄りますが。
また、色んな国々の文化の違いなどでは『美味しくて満足したら料理を残す』という国もある様です。お隣の中国がそうみたいですね。何故そういう考え方になるのかは、日本で生まれ育った僕には全く理解できない思考な訳ですが。
上記のシェフの様な考え方は『料理人として素晴らしい』と思っていましたが、一概に正しいと言えるのかどうかは難しい所だと思います。
『料理を残す文化』については、また違う記事で掘り下げてみたいと思います。
ちなみにサムネイルのコックさんはネットからの拾い物です。こんなイケメンのコックさんが居たら繁盛するでしょうね~。もちろん著者とは一切関係ありませんので、ご注意下さい。
ここまでご覧頂き、有難うございました!!
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